ブラック企業に勤めてました:20代WEBデザイナーのリアル体験談

20代女性、現在の職業はWEBデザイナー&ディレクターです。ブラック企業のときの職業もWEBデザイナーです。

会社は辞めましたが、職種自体は変えずに今にいたっています。

ベンチャーとは名ばかりのブラック企業に就職してしまった・・・

その会社は、全社員が4〜5人しかいないベンチャー企業でした。ベンチャーと言えば聞こえがいいものの、実態は零細企業、いえ、会社としても体を成していませんでした。

まず、求人に書かれていた内容や面接で言っていたことと実際に入社してからさせられる仕事の内容が違いました。

デザイナー枠で入社したはずなのですが、少人数の会社のため、雑務から営業、ディレクション、企画提案、コーディング、やれることはなんでもやってくださいというのが基本体制です。

また、担当上司はいても仕事のやり方を教えてくれる人はいません

それだけならまだいいのですが、タイムカードもなく、作業量もとてもこなせる分量ではないので、会社に泊まり込む毎日が続きます。

残業代はもちろん出ず、それどころか、なにかミスをすると罰金扱いにされ、給料から引かれることまでありました。まともな会社で、罰金という概念があるのでしょうか?

何を質問しても怒られる、逆に何も質問しなくても怒られる…というのは新入社員のあるあるだと思いますが、それに対しての叱責の時間が長かったことも辛かったです。

一晩中怒鳴られ人格否定をされ、さらに愚痴まじりの八つ当たりもされて、毎晩、会社で一人になってから泣いていました。電話でも延々と怒られるので、ただの着信音が、緊急地震速報のアラートより怖かったです。

夢だったWEBの仕事をやりたかった・・・けど・・・あれ?

昔からの夢だったwebの仕事をやりたかったこと、また自身の性格的に大手企業は向かないと思い、知り合いからの紹介で、少人数でこれから成長していきそうだと思った企業に就職しました。

きつい仕事だということは承知の上でしたが、就職して3ヶ月くらいのところで、そもそも会社として少しおかしいということには気がついていました。

ですが、元々扱っていた題材が少し特殊なもの、かつ自身が好きなジャンルのもので仕事の内容自体は面白かったこと、やはり一度入った会社、3年は続けないと…と一般論に流されたことが、そのころに辞められなかった原因でした。

1年、2年と経つころには、どんどんと他の社員もおかしくなっていき、辞めていき、そのころにはある意味洗脳されていたんでしょうか。

上司から人格否定をされ続けて、自分は他の会社ではやっていけない能無しだと思い込んでいたのです。

辞めると言えば何か変わるかもしれないと思いながらも、どうせ自分が何をしたって変わらないという気持ちと、辞めると言って怒られることが怖いという気持ちで、何もできなくなってしまっていました。

うつ病になった友人を見てヤバい!と気づく

辞める決断が出来た一番のきっかけは、仕事を頑張りすぎて鬱病になってしまった友人の存在です。

その友人は、仕事過多ではありましたが、毎日好きな仕事をしていたし、人間関係も良好だと、そう語っていました。それにも関わらず、本人も気がつかないところで無理を重ねていて、鬱病になってしまったのです。

その変貌ぶりを見て、一番大事なのは自分自身だ、と気がつきました。

どんなに好きな仕事でも、良い環境であっても、無理をしたら壊れてしまうのです。

自分にとって良くないと思う環境で、無理をし続ける事が、良い事のはずがない。そう思いました。

そして、自分が限界を迎える前に辞めないと、と決意し、尊敬していた同業の知り合いに辞め方を相談しました。辞めるにも気をつけないとトラブルになりそうなので、穏便に話し合いができるよう、口上を一緒に考えてもらいました。

ああ、ようやくブラック企業から解放されたんだ・・・

いざ辞める時は、なかなか話を切り出す事ができず、手や口元が震えましたが、そうなっても大丈夫なようにと、考えた文章をプリントアウトして持っていき、淡々と読み上げました。

そうすると、あっさり、「そう、もういいよ」と言われました。あまりのあっさりさに、夢ではないか?と思いつつも、ああ、ようやく解放されたんだ、とも思いました。

辞めるなら代わりを探してこいと言われるが・・・

辞める決意をしたときには、もうすぐにでも辞めた方が良い状況で、あまり根回しをする余裕がありませんでした。

なので、もし辞める事を許可してもらえたにしても、今の仕事の引き継ぎが時間がかかるのではないか、引き継ぎ相手が見つからずに自分で代わりを探すように言われるのではないかと不安でした。

実際に辞めるなら代わりを探してこいというようなことも言われましたが、売り言葉に買い言葉の状態で、少し時間を置いて、正当な引き継ぎ作業をして、フェードアウトすることができました。

次の仕事がすぐに見つかるかどうかも不安だったけど・・・

また、次の仕事がすぐに見つかるかどうかも不安でした。次の仕事が見つかるまでは収入が無い期間になるので、その期間はなるべく短くしたかったです。

職種上、ある程度技術職なので大丈夫だろうとは思っていても、やはりずっと何も出来ないと言われ続けていて、そう思い込んでしまっていた部分もありました。

それも、1ヶ月も経たないうちに次の仕事が見つかったので、大変な思いをした時期は少なかったです。

うつ病一歩手前の状態から元の自分に戻れた

今は、辞める際に相談に乗ってくれた知り合いの方の下で働いています。好きなことに携われて毎日充実しています。

職種自体は変わらず、大変な仕事であることには変わりありませんが、毎晩会社で過ごすようなことは、もちろんなくなりました。

辞めるときは鬱一歩手前でしたが、性格的にはだいぶ明るい元の自分に戻れたと思います。

一番変わった事は、発想力が豊かになったことです。

上司の顔色を伺いながら仕事をしていると、面白いアイディアなどは枯渇してしまっていたことに気がつきました。

やはり仕事であっても人間関係が一番大事だとしみじみ実感しています。好きな仕事と良い環境は揃っているので、あとは友人の話を忘れないよう、好きだからと無理を重ねない努力をしようと考えています。

自分が繋がっていたい方は誰なのか?を考えると、何をすればいいのかは自ずと答えが出ると思います。

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2017年10月18日 ブラック企業に勤めてました:20代WEBデザイナーのリアル体験談 はコメントを受け付けていません。 ブラック企業の体験談