photo by JustCallMe_♥Bethy♥_
金融機関で仕事をしていますが、体力も精神力も疲れきってしまい仕事を辞めたいと考えています。
初めての配属先の近くに1DKのアパートを借り、通勤まで15分という快適な生活を送っていました。
ところが1年ほど過ぎた頃にいきなりの辞令が出て通勤に2時間ほどかかるところに転勤が決まったんです。
そこの近くに引越しができれば良かったのですが、部屋に合った家具やインテリアを一通り揃えたところだったし引越し費用も用意できなかったため通勤することにしました。
交通費は全額会社持ちだし、希望の部署に配置ということでそこまで大きな抵抗感はありませんでしたが、ここからが地獄の始まりでした。
生きている時間が全て仕事に埋め尽くされる
仕事の時間ばかりで自分の時間は全くありません。
まず毎日4時半起き、通勤は片道だけで2時間半かかり帰路につくのは夜の10時を過ぎています。
帰りの電車は終電になることも多く、乗客でごったがえしているため座ることもできません。
行き帰りの電車の中で眠ってしまえばいいのですが、乗り過ごしたらどうしようという脅迫観念から転寝することもできず不眠症になっていつも目の下にクマが出来ています。
土曜日は月の半分以上は仕事で、日曜日になるとからだが鉛のように重く感じます。毎日寝る前には「二度と朝が来なければいいのに」「もう目覚めなければいいのに」と思いながら眠りにつくようになりました。
身体だけで無く心も限界に・・・
仕事は希望職種にはつけたものの、人員不足で半端ない仕事量を任せられています。
自分の仕事だけでも大量にあるのに、営業時間内には実務をこなさなければいけません。
そこにまた他の人からおりてきた仕事や無理やり押し付けられた仕事もどんどん増えていきますから、結局自分の仕事をするためには残業しなければいけないようになっています。
上司は自分に甘く他人に厳しい人なので相談することもできませんし、最近では電話がなるだけで気持ち悪くなるようになり、自宅にいても電話の鳴音が聞こえてくるようになりました。
常に胃がキリキリして病院でうつを診断されたとき、こんな会社にいても自分がつぶれるだけだと思って退職を決めました。
辞めたいけど辞めたら生活できないとか、人手不足だから辞めると言っても「辞めるなら代わりを探してこい!それまでは辞めさせない」と辞めさせてくれないのではないかとか、いろいろ思っていたけど、辞められないという妄想を捨てたら意外とあっさり退職できました。
退職後は転職エージェントを利用して次の仕事を探したおかげで収入の無い休職期間も短く済み、生活の不安も何とかなりました。